紅茶専門店ルベール

雨のしとしと振る中、お店に入ってきたのはひとりの少年君。うーん、紅茶選びに来たのかな（←ココでお茶するって感じでもなさそう）
私：お探しの紅茶はありますか？
少年：「・・・・」
ふと外をみるとお母様らしき人が外で待っています。「なぜ？入らない？」と心のつぶやき。心のつぶやきが聞こえたのかしばらくすると入ってこられました。やっぱりお母様のほうが話しやすい。
お母様「息子が紅茶が好きで！やっとみつけられました．．．．」なんておっしゃるから！そうか、息子さんの紅茶を探しに来たのか！お年は18歳と判明（笑）でも親子の会話はほとんどないんだよね（←やっぱりお年頃のせいかしら）
お母様「私いないほうがいいわね、車で待ってるわ～」といって出て行かれた。
少年くん「・・・」うううううう～どんな紅茶が飲みたいんだろうと思っていると
少年くん「プレゼントしたいんです」おおお！そうだったのね。きっと女の子に違いない。（おばちゃんの余計な詮索はしなかったけど）誕生日かな？なんてまたまた心の中で思いながら、真剣に選んでみた。そこでお勧めしたのは↑↑↑の「ピーチティー」だってピーチティーはやさしくて甘い香り！なおかつディンブラベースだから癖がなく飲みやすい。そしてよく紅茶を飲む相手かどうかわからないときにはティーバックが絶対受けがいいからね♪可愛くラッピングして、カレルの可愛い紙袋に入れてみた。少年君はしっかり自分の好きなミルクティー用の紅茶を買ったんだけど、それは普通の袋に入れたのね。すると、プレゼント用と自宅用の二つの袋をもって車に戻ることになる。普通ならこれでぜんぜんＯＫなんだけど、なんかこの場の雰囲気からすると！

もしかしたら、ココにギフト紅茶を買いに連れてきてもらったなんてお母さんに思われたくないような感じも多少あったので「ギフト用はわからないようにまとめて入れておくね♪」と声をかけて渡したら、ほっとしたように爽やかな笑顔を見せてくれました。

かわいいね～少年君。

なんだかこの笑顔に幸せもらった気がしました。

少年君、プレゼントどんな風に渡すんだろう～♪相手は喜んでくれたかな～　

いつかうちの息子も女の子のプレゼントを選ぶ日が来るんだろうな（笑）そんな時一緒に選べるような関係だといいな～♪